さて、今回は久々にいつものジギングだったり近場の東京湾ではなく、少し遠出をしよう、そして電動リールを使うような釣りがしたいよね、ということでいろいろ検討した結果、網代のつちそう丸さんの半夜クロムツ釣りに伺うことにしました。

網代は釣りでは行ったことはないですが、熱海から伊東あたりまで、昔ロードスターに乗っていた頃はドライブでよく海岸線を走ったものです。
そしてここにたくさんの釣船があるというの初めて知りました。ふつうの漁港だと思ってた。

さて、今回はお盆最終の土曜日に出船ということで、ある程度の渋滞を覚悟していましたが、エグい渋滞とカーナビの迂回指示に翻弄され、通常1時間半から2時間で到着するところが4時間以上かかりました。もうしんどい。

熱海を通り過ぎる際、今までは大体夜中か早朝に通り過ぎるだけでしたので人がいない時間帯だったのですが、夏休みの日中に通ると、まるでここは渋谷かなと言うくらい若い子たちがたくさんいて、家族連れも海水浴客も外国人も多く、交差点が人でごった返していてとんでもないことになっていました。

さて無事に到着し、今回はMくんJくんとの3人での出発です。はじめての船なのでシステムがよく分かりませんが、船のすぐ横に車をつけることができ、氷もたくさんいただけ、ラークが全席に既に設置してあるなど大変サービスが良いと感じました。

メインはクロムツですが、外道にスミヤキなども釣れるようで楽しみです。

さて出発です。夕方に出発するのは今までなかった経験なので非常に楽しみですが、果たして何が釣れるでしょうか。涼しくて気分がとてもいいですね。まず最初のポイントは初島近辺と言う所です。

早速釣れるものの、鯖、鯖、鯖、鯖、鯖、サーバー。
釣れたサバをおろして餌にすると言う餌を現地調達すると言う釣りですので、非常にこれこれで楽しいんですが、とにかくサバが釣れると全速力でリールをまかないと周囲とオマツリしてしまうため、かなり気を使いながらアタリを見てサバがかかると全速力で巻き上げます。
そのため鯖がかかるたびに体力がどんどん消耗します。巻き上げてすぐに海面からひっぱりあげて、サバ折りで〆てという流れで全身がびしょびしょ。サバ汁が飛び散り汁まみれになりもう全身クセェのなんの。

そうこうしているとベタ底近くでクロムツがかかりだしました。なるほど?ちょっと上のタナだとサバなので、タナ取りが非常に重要。
しかし写真を撮るヒマもなく
サバ・サバ・サバ・クロムツ  サバ・サバ・サバ・サバ・サバ・サバ・クロムツみたいな割合で釣れます。

そうこうしていると、仕掛けが根本からぶった切られました。
その後ちょっと見たことのないサカナが・・・おっ!?これは?

来た、スミヤキ!食べてみたかったやつ!

という感じで終始サバに格闘しながらもなんとかクロムツをちょこちょこ釣ることができました。

しかしながら軍手しながらの釣りだったことや暗いのとサバ汁まみれでケータイを触る気にも慣れなくて全然写真がないですw

35Lクーラーが満載になるほどサバが釣れて結構嬉しいです。

ということで、メインのクロムツは5匹、サバは大量という結果でした。

クロムツは刺身、炙刺し、煮付けと楽しみましたが、脂ノリノリでめちゃめちゃ美味しい。
ちょっとくどいくらいなので炙り・刺身はそんなに食べれないかなってくらいうまい。
煮付けは煮汁に脂が浮いていてダシもでてメチャメチャうまい~、これはマジで最高。
ただ、見た目があんまりアレだな。盛り付けちゃんとしないといかんな。

スミヤキはスキ身にしましたが、めっちゃ美味しい。見た目とヌルヌルさとは裏腹にとても上品。これはもっと釣りたいかも。

サバは数匹は義兄にあげ、しめ鯖と干物に。

脂のノリはまぁイマイチではあるんですが、しっかりした身でなかなか良い。

というわけで、初めての網代はなかなか体力的に大変でしたが、とても楽しかったですし場所的にもそんなに遠くないのにたくさん釣れるので全然アリですね。

全身濡れたしサバ汁まみれだったので帰りに小田原のエニタイムによってシャワーを浴び、すき家で腹いっぱい食って帰ってきたら3時回ってました。

というわけで、夏休み?超楽しかったです。これから 網代はちょこちょこいこう。