さて、今回は久々の釣行ということでなんと妻から2週連続の釣行の許可を賜りました。
というのも今度は4月最後の週まで土日の予定が全て埋まっており当分また釣りに行くことは出来ません。
今回は会社の同僚Mくんとお友達のJくんといういつもの3バカトリオで庄三郎丸さんのヒラメカサゴ船にチャレンジ。
はじめての釣り物でワクワクするのはいつも一緒ですね。
早めに到着したので庄三郎丸さんの朝ごはん。サバ定食。釣りの前の活力がみなぎる朝ごはんで最高です。
朝メシが食いたいがためだけに庄三郎丸さんにしていると言っても過言ではない。
さて、出船。この釣りは前半2時間でシコイワシを生き餌に釣り、ヒラメカサゴを狙うというもの。
あまり乗客はおらず10名ほど右舷ミヨシに3人で陣取り。
トモには親娘連れが。この娘さんが結構若くてパッと見が志田未来の若い頃(今も若いが)にそっくりな感じで、明らかに初心者なのにヒラメカサゴとかシブすぎやろお父さん。しかしその後この子が凄いことになるのでした。
で、まずは餌釣りで群れを追いかけてあっちへこっちへ。
しかしながら、このシコイワシが全然釣れない・・・サビキ仕掛けを群れに投入するだけなのですが、全然食わない。
MくんJくんも釣れず。途中でJくんが船宿支給のサビキからケイムラサビキに変えた所よく釣れるようになったとのこと。
うーん、こんな感じならオキアミチューブと上カゴくらい持ってくるんだったぜ・・・
結局なんと渡しが釣れた生き餌は6匹。しかしながら既に2匹が死亡。なんてこった。
ということでほぼほぼヒラメは諦めざるを得ず、サバ餌でカサゴ狙いしか出来ないという状況。
とりあえず貴重なイワシを針にかけて第1投入・・・・
ドコン!ドーン!グイィィィーーー!!
うおお!何この引き!
完全に1投目で油断していたところに、着底と同時に強烈なアタリが。
合わせるもすっぽ抜けてしまいイワシだけ取られた状態でした。非常に残念。
その後も貴重なイワシを掛けて投入する・・・
と、ブルブルとイワシがなにかから逃げているアタリが活発。
しかし食い込ませてみるもなかなかかからず。イワシはズタズタになっているのであきらかになにかに食われていた模様。
そんなイワシもあと2匹・・・大事に投入・・・
ポロッ
アッー!
投入時に抜けてしまいました・・・・
で、ラスト1匹は数回の投入で弱ってしまい、そのままぐったり死亡。周りではボチボチ釣れているのにぼくだけ何も釣れない!
としていると、同じ右舷のトモの親子連れの娘さんにすごいアタリが。
上がってきたのはなんと30cmクラスのカサゴ!
すげぇ~!流石に拍手してしまいましたわ。
なんだろう、私は竿先から殺気でも出てるのだろうか。
としばらくするとJくんに大きなアタリが!
上がってきたのは・・・ヒラメ!
あまり大きくはないですがそれでもヒラメ!これはすごい!
目的を達成したJくんは私にイワシを2匹恵んでくれたので改めてイワシでリトライ。
しかし釣れず・・・ワシのイワシ弱って死亡。ワシの気持ちも弱って死亡。
とすると、今度はMくんの竿っが大きくしなる!これはでかい!?ヒラメか!?
ドーン!
カサゴ!デカイ!これは美味しそう!
いやー、周りがみんな連れてぼくはうれしいですよ(微塵も思っていない
イワシは釣れねぇし、本命は釣れねぇし・・・と、いじけながらしばらく諦めていました。
が、数回ポイントを変えての1投目。
着底・・ドスン!
おお!ついにぼくにも来た!これはカサゴか!!
オオモンハタ~
えぇ・・・カサゴちゃうやん・・・まぁレア目の魚なので良しとしよう。人生の釣り魚に1目追加や。
またこんどはポイントを変えて~・・の1投目
着底・・・ドコーン!
おお!こんどはカサゴやろ!
ということでカサゴでした。そこそこのサイズ。
その2投目もさらにドコーン!立て続けに釣れる。
何だ何だ、今までの不調はどこへやら。最初からサバ餌でカサゴ狙いでよかったのでは。
最初の1投目やいじけながら無の境地になったら連れ出したのでそもそも欲があると釣れない釣りなのかしら?
しかしながらその間にもトモの娘さんは順調に大型のホウボウやカサゴを釣り上げなんと竿頭。我々3バカトリオは完敗。
心が美しく純粋な人がよく釣れるようです。
というわけで釣果
大きめカサゴ2、中型1、小型2、オオモンハタ1
うーん、寂しい。
でも、写真の撮り方を工夫すればこんなにインスタ映えする巨大魚に!
そして、食卓はこんなに華やかになりました!
カサゴとオオモンハタの刺し身
なお、1.5皿分くらいはとれました。初日に半皿文ほど食べたのですが、適度な歯ごたえと甘みがあり。
2日目にさばいたものは旨味がさらに増しており、ねっとり脂が乗った身に絡みつく甘みがウママママママ!
ちょっとお鍋でレア目にしゃぶしゃぶしたら最高ゥー!悶絶ゥー!死ぬゥー!
カサゴの唐揚げ
小さいものはまるかじりできるよう低温で15分ほどじっくり上げたのち、高温でカラッと2分。あらの部分で食べられそうな箇所はすべて唐揚げにしてフリット感覚で。藻塩を振って小さいものをアタマから
バリバボリバリボリバリバリバリ・・・
うちの妻もバリバボリバリボリバリバリバリ・・・
ウメェッ!ビール!グイッ!プハァァァ!最高ゥー!悶絶ゥー!死ぬゥー!
アァッ!レモン汁かけ忘れた!もっと食べたいのに2匹しかいない!チクショウめ!
ということで、食味は大満足でした。とっておきの田酒とともに至高の一皿になりました。
しかしアレですね、今回カサゴは着底でパクっとされたことがほとんどで、誘いとか全然関係なさそうな感じでした。
穴釣りみたいな感じで、ポイントポイントでピンポイントに魚のいるところに落とせるか、というところでしょうか。
釣り自体は楽しかったのですが、前半2時間(その半分が群れを追っかけてる)がシコイワシ釣りというのはちょっと時間的になぁ・・・とか思ったり思わなかったり。
でもまぁ楽しかったので結果的に良しとしよう。釣りの後は平塚のスーパー銭湯「湯乃蔵ガーデン」でひとっ風呂浴びてサウナで整って一眠りして帰ってきました。
ああ、幸せだ。
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