さて、先日プロックスの「FX 攻技 カワハギ SE」を購入し、奥さんと息子と義母と義姉への家族サービスでディズニーを楽しんだ翌日の初のカワハギ釣行に行ってまいりました。
かなり前日に体力を消耗しているので、目が覚めると朝の5時!ヤバイ遅れる!と、ダッシュで片瀬漁港に向かう。ふー間に合った。
初めての江ノ島、そして初めてのカワハギ、初めての船宿と久々にすべてが初体験でしたので少し緊張しつつも乗船。
さすがに平日なので船中5名ほどのメンバー。海から見る江ノ島は雄大ですね。
と、すぐにポイント到着。こんなに近いのね。
で、テレビやガイドブックで見たとおりに冷凍アサリを「カワハギ職人」でシメて、難しいけどあさりをしっかり針に付けて釣り開始。
最初1時間位は全く釣れず。ちょうど満潮時間だったので、もうひとしんぼう。
ピクピクッというあたりがあって引き上げるも・・・・
カサゴ君です。手のひらにもならないサイズなのでリリース。この後たてつづけて同じサイズのカサゴが2匹釣れる。帰って調理も面倒なのですべて傷つけないようにリリース。
1時間ほどしたころ。
暑いのか寒いのかよくわからない秋の抜けるような青空の中、前日の疲れと睡眠不足の睡魔の闇に引き込まれそうになる。竿先も下がり、ゼロテンションからたるませていたときその時!
ガツガツガツッッ!
頭にかかったモヤを一気に晴らしてくれる強烈なあたり!
ついに来たか!?
ガツガツガツガツ!ガツン! グン!
いまだ!合った!
リールを巻き上げる。途中でバラして抜けたように感じるも、巻き上げるとまた引いてくる。
先調子の竿先がビクビク震える感じつバイブレーション。
水深は24メートルほど。ほどなくして見えてきた魚体は今まで釣ってきた獲物とは違って円盤のような姿。ようこそいらっしゃい!
カワハギ君ゲット!
そこそこ良型。
その頃からか活性が上がってきたのか、あたりが結構ある。
しかし巻いてみると、これが見事にあさりが綺麗さっぱりない。なんにもない。幻でも見たかのごとく。
あんなにしっかりくくりつけたあさりがこうも綺麗に取られるとはさすがカワハギ。
しかしながらも15cm以上、一番大きいのは私の手のサイズ以上のも1匹釣れました。
いやぁ、誘いとか食わせとかロッドの扱いとかいろいろ試行錯誤があって非常に楽しい釣りですね。
釣れたカワハギはすぐにエラを切って血抜き。あとからキモを見たら白くなっていたので、初めての割には綺麗に血抜きできたようです。バケツが真っ赤になるくらい結構出るんですね。
そしてこの釣行にはもう2つの敵が。
ひとつ。こいつ。
ベラ。
ベラ自体も釣るのは初めてで、ゴンッ!という重いアタリは楽しいのですが、触ってみてぬめりはすげーし、色激しいし。
関西出身なのでキュウセンとかも含めて食べる文化はありますが、調理がめんどくさいのでリリース。
もうひとつはカジメ。
とにかくカジメがからむからむ・・・引っかかってあさりはほどけるし、仕掛けも針も切れるしたっかいホログラムおもりは2個もロストするし・・・しかし、そのリスクを取って、カジメの林の中、底の底を狙っていくとガツガツしたアタックがあり、非常に楽しいです。
しかしながら、カジメにひっかかりアサリはむしられ、カワハギにも綺麗にまるごととられ、お昼12時半頃にアサリがなくなる最後の投入でおもりもカジメひきちぎられてテンションも下がったことと、眠くて眠くて納竿。
空いている船内だったので仰向けに横になって空を見上げると見事な日輪が。
海面と穂先しか見ていなかったから気づきませんでしたが見事でした。
そのまま波と風に揺られながら1時間半ほど眠って帰港・帰宅。
最終的な釣果は6枚でした。船中あまりつれてなく初めてにしてはぼちぼち?
そして調理。お皿にも日輪のようにカワハギを広げました。
新鮮なうちにシメたので先日のスーパーで買った腐れカワハギとは違い、キモも新鮮で臭みもないので非常に美味しい。
ちゃんと軽く湯通しして最高にとろとろのキモです。
そして、先日熊本で購入した甘みのある醤油とカワハギのキモを合わせるとこれがまたとてつもなく美味。
コクと旨味が倍増され、他の醤油にはない深い味わいでした。
というわけで、初めてづくしのカワハギ釣行は個人的にも大満足の釣行でした。
この冬はカワハギメインで行きたいですね。
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